不測の事態にトライするからエネルギーが生まれる(長谷場亮祐)3/3


天草出身の先輩方にランチをご馳走になりながら
成功の秘訣を聞くコーナー
『先輩!ゴチになります!!』

第3回目はこの方にお話をお伺いしました。

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株式会社長谷場商事 代表取締役 長谷場亮祐さん

聞き手 天草元気プロジェクト 松村・佐伯
取材日 2008/4/16
取材場所 居酒屋「ひごの屋」外苑前店(港区南青山)

長谷場さんは牛深市出身で天草高校卒業後に上京。
起業後、青山を中心に居酒屋をチェーン展開なさっています。
現在の状況なども踏まえていろいろお聞きしました。

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不測の事態にトライするからエネルギーが生まれる

佐伯 今、表参道、外苑前、青山本店の3店舗展開ですが、 長谷場社長のこれからのビジョンはどうですか?

長谷場 あんまり言いたくないんだ。(笑)
日本の大衆店で、最近グローバルといわれているうえに、港区にはこれだけ外国人が多い 外国人の世界こそ口コミの世界だ。安心して食べられる店、飲める店。 彼らは日本で不安を持っている。その外国人の方たちの不安に答えようとおもっている。 15,6年前に一回トライしかけて失敗した。

佐伯 早すぎたんですが。

長谷場 もう一回トライしている。店は垢抜けない。大衆店だから。 それに正面から取り組んでいる大衆店は日本にない。 オーダーの仕方、支払いの仕方を英語で表記している。 外国人の方には専用のメニューを渡す。 昔失敗したときには英字新聞にコマーシャルを出したりしたが、反応がなくて、

佐伯 海外からのお客様をとりこんでいくということですね。。

長谷場 あと定住している方もだね

佐伯 一番日本の文化に触れやすいのは大衆店かもしれませんね。

長谷場 そうだよ。グローバルといいながら、毎日、すしやてんぷらもないだろう。(笑) うちのスタッフに言っているのは、「業界初の試みだぞ!」 店は青山にしては垢抜けない。大衆店だ。でもあちこちに外国の方が 座っているよ。ということでやっぱり青山だというお店にしたいんだよ。 うまくいくかはわからないよ。これからのトライだね。

松村 どれくらい先までの目標ですか?

長谷場 まず3年だね。自分が引退しても、次の世代の経営になって 業界としてのポジションを作れる。

松村 ところで話しは変わりますが、ふるさと天草への思いを教えていただけますか?

長谷場 天草に対するなじみや詳しさは浅いんだけど ふるさとという意識は強いね。 今いらいらしているのは、物産物産など、耳に入ってくる情報は 画期的な改革や地域産業にはならないなと感じている。

松村 企業誘致というのも聞こえてきていますね。

長谷場 そう簡単にいかないと感じるのが僕の苛立ちだね。

松村 僕らも同じですね。

長谷場 中途半端な田舎じゃない。 田舎比べじゃ負けないくらいの田舎だからね。 画期的なものがないと魅力がない。 だから「天草元気プロジェクト」が文化から発信していくというのは 難しさはさておき、そうあるべきだと思っている。 なんとか軌道に乗ってもらいたいと思っているよ。 いままで天草関連の話の中でも一番斬新だよ。

松村 ありがとうございます。がんばります。

佐伯 最後に長谷場社長の立場から、これから何かをやりたいという人たち、 たとえば起業したいだとか、僕らのプロジェクトに関してもですが、 メッセージを送っていただきたいのですが。

長谷場 その辺に関しては、僕のいうことは知れているかもしれないが、 資金的にも、人脈的にもこれで十分だという待つ姿勢は間違いだ。

松村 間違いですか?

長谷場 背伸びして、少し飛び上がってやっと届くかもしれないところで 行動を起こすべきだと思う。

佐伯 僕自身もそうですね。背伸びしています。

長谷場 ひとつ例をいうなら、僕の反省も含めていうなら 住む場所も同じだよ。(笑)マンションや家を買うときに、 経済的に十分だという範囲の住まいを買うと後悔するよ。 やっぱりね、ちょっと背伸びして買う住まいのほうが満足するよ。

佐伯 うちも嫁さんの希望でちょっと背伸びしています。

長谷場 そう、総合的に言うと女房が言うことが正解。 ちょっとくやしいけど、不思議だね。(笑)

佐伯 今回の長谷場さんのお話の中で奥様の存在は大きいですね。 ターニングポイントで奥様がいらっしゃってますね。

長谷場 二店舗目の場所を、本店の近くにするという 提言をしたのも女房なんだよ。

佐伯 結果的に当たっているということですね。

長谷場 そう、わかりやすくいうと、結婚も一緒だよ。(笑) 経済的にも、子供が生まれても大丈夫というところを待っていたら 結婚さえできないよ。

一同 あはは(笑)

松村 小崎社長も同じことをおっしゃっていました。 一歩出れば人間は必死になる。その一歩を出ることで新しい景色が見える。と。

長谷場 僕流にエネルギーというのは、資金力の不足、人脈の不足。 それで初めて、補うためにエネルギーがでる。

松村 必死になるということですね、アイデアも知恵も出る。 ただ無理をするなともおっしゃっていました。(笑)

長谷場 無茶と紙一重だからね。

佐伯 僕もよく、無理はしろ!無茶はするな!といわれます。

松村 100万元手があれば、120万のことをしろと。 少し背伸びをして。

長谷場 そうそう。(笑) 万全の体制を整うのを待つのは違う。 不測の事態にトライするからエネルギーが生まれるんだよ。

松村 それだ。タイトル決定です。

佐伯 あ~いいですね。

長谷場 何度も言うけどね、飲み屋の親父が言うことだよ。(笑)

一同 (笑)

松村 本当に激励になりますね。

佐伯 やっぱりチャレンジしろということですね。 本日はどうもありがとうございました。